法は個人の自由を確保するために存在するものですから、法的思考過程の原点あるいは背景には、常に個人が据えられていなければなりません。このことは、個人を尊重するとい…続きを読む

法の支配の定義 法の支配は、芦部信喜先生著作の「憲法」によると、「専断的な国家権力による支配を排斥し、権力を法で拘束することによって、国民の権利・自由を擁護する…続きを読む

存在証明と同義 選挙における投票であれ、国民投票であれ、住民投票であれ、それら投票権を行使することは、民主主義社会において投票者が自由な市民として存在しているこ…続きを読む

政治資金の使途や報告につき違法か適法かを判断することは裁判所や法律家の仕事であるが、妥当（適切）か不当（不適切）かを判断することは政治家の使命である。 なぜなら…続きを読む

自由とは、他者から干渉されずに心のままであることです。これを、あなたの自由という観点から言い換えると、他者に干渉せずに心のままにしてあげることとなります。この置…続きを読む

人間は社会的な生き物ですから、自由とはいっても、社会の中でそれを観念しなければならないのです。他者への配慮なしに好き勝手に振る舞うことは，自由ではなく孤独を生む…続きを読む

立憲民主主義という言葉があります。憲法に拠って立つ民主主義ということで、憲法は個人の自由を保障するためにありますから、立憲とは自由主義と同義です。つまり立憲民主…続きを読む

民主主義に必要な話し合いの場が議会で、国のレベルでいえば国会であると先に述べました。また、民主主義において、「私たち」と「あなたたち」という区分けを作ってはいけ…続きを読む

民主主義は、国家権力と対峙させて初めて意味を持つ。あなた方権力行使者が決めるのではなく、私(たち)国民が決めるという点に意義がある。 民主主義には、私(たち)で…続きを読む

重要な法律案の可否を議論なしに国民投票に付することは、民主主義に資することでしょうか。 たしかに、多くの国民の民意を反映でき、民主主義に資することのように映りま…続きを読む